不眠症

不眠は交感神経の刺激により血圧上昇や血糖値が上昇することが知られています。
そのため、動脈硬化の原因になり脳梗塞、心筋梗塞の原因となります。
現在は以前のように無理やり眠気を起こす薬の他に、自然な眠りを誘導する体内時計の調節をするものや、覚醒しようとするのを抑えて眠気を起こす薬なども使えるようになっております。

眠りにくいので、寝る前にお酒を飲む方がおられます。これは様々な病気につながり危険です。
お酒は水分でありながら、利尿作用により飲んだ後に早期に排泄され、体は脱水状態になりることにより逆に睡眠を妨げることになります。
そればかりか、脱水により血液の粘調度が高くなり、脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高くなります。
まず、生活のリズムを作ることが大切です。同じ時間に起きて太陽の光を浴びることをお勧めします。
それでも不眠が続く場合は、薬を内服することにより睡眠のリズムを整えることをお勧めします。